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壁面アート プテリス その7

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軽く表情を付けました。

今回作品を設置するマンションは「哲学のある邸宅」というコンセプトを持っていました。
それを受けて作品のコンセプトは「植物哲学」としました。

制作するときにコンセプトはいつも気になります。ちょっとしたアートにまでいちいち必要ない場合もあるとは思うんですけどね。。。

ただ、私はアレゴリーアートというスタイルで、オリジナルのストーリーをベースに、そのストーリーに一番あったカタチで作品を制作するということを続けてきているので、こういったアートの依頼の場合、コンセプトがそのストーリーの部分にあたると思われ気になってしまうのだと思います。

建築は大概コンセプトを持っています。
大勢の人が関わるプロジェクトなのでコンセプトがあることで芯がぶれなくなる作用がある気がします。
建築に寄り添うアートなら、そのコンセプトも建築のコンセプトと響き合うものでありたい。

ところで、「植物哲学」ですが、アリストテレスの学塾リュケイオンを継いだテオフラストスの著作「植物成因論」「植物史」に表されたものだそうです。
実際の植物の観察を通じて得た知見の記述と、観察事実にもとづく考察とで、動物を四肢に分割するように、植物を根、茎、枝、小 枝などに分けて本質をとらえるという哲学的視点をもっています。この考え方は、現代の植物形態学「植物の形態(かたち)の多様性の中にある規則性を見出し、単純な説明(モデル)を与える」にも通じるものです。

私の作品の「カセキの時間」というシリーズは、「植物哲学」「植物形態学」の考察思考と通じる部分があります。
植物を「形態」「姿」「形状」「時間」「空間」などという様々な視点で構成要素を分解し、より純化した魅力を引き出して再構築し直し、作品として作っています。

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